桜島口

左に広がる大隅半島、右にそびえる桜島 陸続きとなった桜島口
桜島口から桜島を望む
桜島口の看板

大正噴火で大隅半島と地続きに

国道220号線・224号線が交わる交通の要所。
一見何もない場所ですが、実はものすごい歴史が隠されています。

昔、桜島は「島」であり、大隅半島との間には瀬戸海峡と呼ばれる海を隔てていました。
しかし、1914(大正3)年に大正噴火が発生。大量に流出した溶岩は瀬戸海峡を埋め立て、桜島は大隅半島と地続きになりました。この場所は、桜島と大隅半島が地続きになった現場なのです。111年前に作られた桜島側の溶岩と、大隅半島の植生が全く違うことが分かります。

また、溶岩の下に埋もれた瀬戸集落では、幕末に日本で最初の西洋式の軍艦「昇平丸」が建造されました。この土地には、様々な物語が隠れています。通り過ぎるだけでなく、ぜひ降りて歩いてみてくださいね。

詳細情報

名称桜島口さくらじまぐち
住所〒891-1401 鹿児島市黒神町
アクセス方法「桜島フェリー料金所」から車で約18分
バス停「桜島口」下車すぐ
バス停「黒神口」下車すぐ
駐車場
営業時間見学自由
電話番号099-298-5111(観光交流センター)